1. 正しい方を選びなさい。
(1)早野勘平は、親孝行とあだ討ちの板ばさみになって切腹した。
① 〇 ② ×
(2)勘平は、儀式の最中にお軽を誘(さそ)って御殿の外に出た。
① 〇 ② ×
(3)勘平はある夜、猪(いのしし)と間違えて強盗殺人犯(ごうとうさつじんはん)を撃ち殺した。
① 〇 ② ×
(4)勘平は撃ち殺した相手の持っていた金を盗(ぬす)んだ。それはお軽が遊郭(ゆうかく)に身を売って作ったものだった。
① 〇 ② ×
(5)勘平は切腹しようとしたが、二人の浪士に止められて切腹を思いとどまり、あだ討ちに参加した。
① 〇 ② ×
2. 正しいものを選びなさい。
(6)早野勘平(はやのかんぺい)のモデルは次の武士だ。
- 浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)
- 吉良上野介(きらこうずけのすけ)
- 大石内蔵助(おおいしくらのすけ)
- 萱野三平(かやのさんぺい)
(7)江戸時代の庶民(しょみん)について。
- 江戸時代の庶民(しょみん)の回りでも、あだ討ち事件は頻繁に起こっていた。
- 江戸時代、特に農村では貧しい生活を助けるために娘が遊郭などに身を売ることは珍しい話ではなかった。
- 江戸時代の庶民は、恋愛を禁止されていた。
- 江戸時代の庶民は、金にまつわる話に関心を持つことを恥(は)ずかしいと考えていた。
(8)お軽の父親について。
- お軽の父親は武士だった。
- お軽の父親は大金持ちの商人(しょうにん)だった。
- お軽の父親は腕のいい大工(だいく)だった。
- お軽の父親は貧しい百姓(ひゃくしょう)だった。
(9)勘平は金を盗んだあとどのような行動を取ったか。
- 自分が殺して金を盗んだ相手が舅(しゅうと)だと分かり、村を逃(に)げ出したが捕(つか)まり、村人に殺された。
- 自分が舅を殺し金を盗んだことをお軽に知られてしまい、いくら詫(わ)びても許してもらえず絶望して切腹した。
- 舅を殺して金を盗んだのは自分だと思い込み、討ち入りに参加できないことに絶望して切腹した。
- 舅を殺し金を盗んだことを必死(ひっし)に隠(かく)そうとしたが、結局浪士に知られてしまい、彼らに殺された。
(10)勘平の人気が高い理由として、特に次のことが考えられる。
- 人間的弱さを持ち親(した)しみやすい人物だったから。
- 強い忠義(ちゅうぎ)の心を持つ武士だったから。
- 卑怯(ひきょう)に逃(に)げ回らず、切腹して自分の罪を償(つぐな)ったから。
- お軽を深く愛している心優(こころやさ)しい人物だったから。